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【早期発見!フリーターの落とし穴】～その１～
フリーターだって給料はもらえるんだし、
しっかり働いていれば生活に困ることはない。
だったら別にフリーターでもいいじゃん！って思うかもしれない。
でも、考えもなしに何となくフリーターをやっていると、
のちのち思わぬ落とし穴に陥るかも…
基本的にフリーターは
職歴としてみなされないケースが多い。
だからフリーターをあんまり長くやっていると、
いざ就職しようと思ったときに
不利になることが多いんだ。
採用面接でも、フリーターをやっていた理由を
おそらく聞かれるし、
そこでちゃんとした理由を答えられなければ、
採用側に与える印象もあまりよくはない。
だから特別な事情がある人はやむなしとして、
目的もなく、何となくフリーターをやるのは
あまりおすすめできないよ。
就職しても、新人の頃は
正直のところ給料はあまり高くはない。
だから「別に無理して就職する必要ないんじゃ…」って
思う人もいるかもしれないが、 正社員の場合、
キャリアを積んで出世していけば
給料もどんどん上がっていくし、
ボーナスなどももらえるケースが多い。
それに対してフリーターの場合は
大幅な給料アップはあまりなく、
ボーナスももらえなかったり、もらえたとしても
正社員に比べて額が低いことがほとんど。
ちなみに高校を卒業してからずっと正社員で働いた場合と
ずっとフリーターだった場合の還暦までに稼ぐ賃金の差は
1億円以上あると言われているよ。
収入が不安定なフリーターの男性は、
女性から見てお世辞にも魅力的とは言えないのが
正直なところ。
結婚したい男性の条件で、
収入の高さを求める女性はかなり多いから。
(もちろん理想は人それぞれだし、
収入が全てではないから一概には言い切れないけど)
それから男性の場合、フリーターでは
結婚しようと思っても相手の親から
賛同を得るのにかなり苦労することになると思う。
また、結婚が決まってからあわてて
就職しようにも、最初のうちは給料も安いことがほとんど。
子どもを持とうと思ったら経済的に
かなり苦しくなる覚悟だけは
しておかないとおそらくダメだろうね。
皆さんは「派遣社員」というのをご存じだろうか？
詳しくは複雑で長くなるので簡単に説明すると、
派遣社員は「社員」と名が付いているが、
正規雇用ではなく、アルバイトやパートと同じ
非正規雇用の扱いになる。また、基本的に
3・6・12ヶ月など、働ける期間が定められていて、
その期間を過ぎたら契約の更新をする必要がある。
ただ、更新をしてもらえない場合もあり、その時は最悪だと
仕事を失う。
(特に最近は不景気の影響もあり、派遣労働者が
契約期間を更新してもらえず仕事を失う「派遣切り」が
深刻な問題になっている。)
派遣社員と正社員は名前は似ているが、全く別ものなんだ。
求人票の雇用形態に「派遣社員」と書いてあっても、うっかり正社員とはき違えないようにしよう！
…続いて、フリーターの落とし穴その2へ！
