高校生の就職!「採用への本気の仕事塾」テーマ:面接対策・マナー・社会人への意識

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就職への道「高校生が採用されるその秘訣とは!?」

塾長講師:ヒューマン エデュケーション センター  代表 関根由紀江

就職への道がまだまだ厳しい今年最後の講義。内定がまだ取れていない生徒さんのためにも、内定がとれ社会人への準備を整える生徒さんにも緊急補習特別講義を開催。
特別塾長として就職面接対策、社会人マナー、企業新人教育を専門にするプロが登場!最後の追い込みをかけろ!
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【今回の塾長紹介】

ヒューマン エデュケーション センター

代表 関根 由紀江 <東京都出身>

■音大卒業後、ヤマハに就職。音楽を生徒に教える。
ヤマハを退職後、英国Pitman秘書協会会長秘書を経て、
株式会社マンフライデー社長秘書を勤める。
同時に、社内及び出向社員の採用教育、
有名テーマパークへの人材採用・教育などに携わる。
また、営業、広報、マーケティングの仕事にも就き、
トータル的に各分野を網羅できるビジネス教育の基盤を持つ。
現在、各企業、官公庁、地方自治体、大学、専門学校など
での講師、講演活動を行い活躍中。

●コミュニケーション能力の向上(企業・官公庁・自治体 講演)

●女性の品格(大手生命保険会社・他 講演)

●就職面接講座(大学講座)

●社会人になる前に(大学講座)

●新入社員ビジネスマナー教育(各企業教育)  等 多数

【関根先生へのご依頼は】
■ヒューマン・エデュケーション・センター
各種講演・教育・講座のお問い合わせは
TEL:03-5450-6922

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挨拶で始まる第一印象。
そこでしくじるな!
徹底する意識を持つ!

― プロとして就職希望の生徒さんへの合格のアドバイスを!

最近、企業の新入社員研修や大学の講義で、「挨拶」ができない人が多すぎると感じます。
ある学生に「今日、朝最初に交わした言葉は?」と尋ねたところ、その学生は「メシ」と答えました。
おかしいと思いません?普通は「おはよう」とかじゃない?挨拶という普通のことをやらないで平気な顔をしていられる。挨拶をするという意識がない。
しかし、企業や社会で生きる人々は挨拶ができない人のことを異常だと見ます。
ということは、就職面接は企業で働く人としてふさわしいかどうかを判断する場ですから、挨拶ができていないと当然はじかれます。
「第一印象で半分以上決まってしまう」と聞きますが、これは本当。挨拶はその印象の重大な要素です。決定を大きく左右することは間違いありません。
「失礼いたします」「よろしくお願いします」で始まり、最後は面接していただいた方に自分を見てもらったのですから、笑顔で「面接していただきありがとうございました」と最低限「感謝の言葉」を述べる挨拶を言い、締めくくることが重要です。

また、企業で秘書をやっていた時に、ある学生がズボンは腰ばき、靴のかかとを踏み面接にやってきたことがありました。
その学生に「そのような格好でなぜ来たのか?」と尋ねると、彼は「これが俺の個性」と言う。
私はすかさず「そういう俺をPRできる場はここではない。本当に面接を受けたければ出直して」と言い、面接は受けさせませんでした。
言語道断、こういう人は自分をPRすることができる数少ない面接というステージにあがるチャンスすら失う。彼が考えたその個性は、自分の内面を光らせるどころか、企業人への切符を自ら捨てるような残念な行為としか言えません。
数秒で決まってしまう第一印象。まずは勝負のステージに立つ。
その上で最大要素は「挨拶」。
「挨拶」ナシで第一印象を一度悪くしてしまうと、挽回するには短い面接の中では無理かもしれません。
志望動機などばかりを覚えることに気をとられ、一番肝心なことを忘れずに!「笑顔で挨拶」は、第一印象で光り輝くシンプルな武器になります。
せっかくの数少ない面接の機会。「挨拶」を徹底してやる意識を持つことで合格を掴んでください!
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「汗をかく」「字をかく」
そして「恥をかく」
三種の「かく」が基本。

― 大先輩として社会に出て働くために準備しておくことは?

何も難しいことをやる必要はありません。3つの「かく」が基本。
それは学生のうちの就職活動はもちろん、社会人になってからも、もっと言うと人生そのものにも活かすことができる。
私が行う企業新人教育、学生への講義、社会人研修等々全てに共通しているからです。

「汗をかく」は、まず行動を起こせということ。あれこれ考えてじっとしていても始まらないということです。行動を起こし動いていれば、新しい発見がある。人の手、人の足、人が動いて汗をかくことでしか世の中の事は動かないのです。

次に「字をかく」は、大事なことは自分でメモを書けということ。大事なことを書くという行為は、「働く」「勤める」以上、不可欠で一生自分のためにやることです。
自分で書いたメモは、たとえそれが自分しかわからないような一部分の走り書きでも、重要な内容は全て思い出せるから。

最後の「恥をかく」は、一番大切で、高校生の皆さんにはぜひ実践してほしい。なぜなら20代までは、わからないことを聞くことも、失敗をすることも、恥をかいたうちにならないから。
わからないことは聞き、失敗も思う存分していい。いろいろなことが早く身につく。
「わからない」と言うことは、もしかして恥をかくから勇気がいることかもしれない。自分をさらけ出してしまうから勇気がいるかもしれない。
しかし、「わからない・・・」と言えて、誰かによって教えてもらった瞬間、解き放たれ、自分をさらけだせた勇気が更なる勇気を生みます。「わからない」ではなく、自然に「教えてください」が言えるようになります。
今は、自分をさらけだしているほうが成功への早道。成功へのカギ・・・。

自分をさらけだし「恥をかく」と「冷や汗をかく」。冷や汗をかくと人に聞いたり、調べたりと行動を起こし、メモをとったり書き留めたりする。
今、たくさんこの行動をやっていると、職場の先輩や、人生の大先輩は放ってはおきません。必ず手を差し伸べて可愛いがってくれます。得することばかりです。
何故なら『そういう人』が少ないからです。その行動に『努力』が見えるのでしょうね。
その逆に、就職面接や新人によく見られる「あたかもわかっているふり」をする安易な取繕いは、自分を閉ざす。後々その偽りは、見抜かれてしまい、まわりも自分も楽しくなくなり、不幸になってしまうのです。
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「動」

―  最後にまとめとして、高校生へメッセージを!

今、研修教育などの仕事をしているこの私も、音大を出てそのまま音楽の教育者に・・・しっくり来なくて23才くらいの若い頃はこのままでいいのか?何を職業にしていこうか?と悩んでいたこともありました。
ただ、じっとは悩んでなかった。
好奇心旺盛な私は、働きながら、お茶や海外見学など思い立ったことはすぐに「行動」した。チャンスがあれば何でも貪欲にチャレンジした。
そのおかげで自分の引き出しが増え、そして今がある。
「動」=「うごく」ことは、始まりを創り出し、自分の引き出しを増やす。
諦めずに苦しい現状を変えるものは自らの「動」だと思うから。
「動」で変化できます!
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