資格をたくさん持っていると就職に有利!?ってホント??
就職を考える高校3年生のみなさ~ん!18歳のみんなが、いきなり就職をしなければいけない状況で本当は、不安でわかんないことばかりですよね。いろんな情報をみると、高校生が就職するのに「資格をたくさん持っていると有利!」ってことが言われています。なんだか、「資格をひとつも持っていないんです・・・・」ってまたまた不安そうな声が聞こえてきそうです。
でも、資格って「就職をするため」に必要なのかな?「資格を取得すること」だけを目的としていませんか?
ま、それはさておき、結論からいうと・・・何か特別な資格を今の段階で持っていなければ、就職で不利になるという理論は全くありません!(高卒求人.comの編集部が企業人事に調査)
ということで、今回のテーマは「資格をたくさんもっていると、高校生の就職は有利か?」。企業の人事の方や、先輩に調査してまとめてみましたので、読んでみて★
■■■資格を取る本当の理由って?何?■■■
★ミスターKの解説★
総合でなんと!理由は・・・「単に趣味!」というのが1位。意外!
女性でもっとも多かったのは『学校・会社でたまたま取るチャンスがあったから』。趣味の人と「たまたま」を足して、半数以上を占めてしまいました。
また、『業務上必要だから』『シゴト上のスキルアップ』のためといった仕事関連の回答も多い。
■■■資格を取って、現在、役に立ってますか?■■■
★ミスターKの解説★
「自分のスキルアップにはなっている」と言い、役に立っていると感じる前向きな人が6割いたのは事実!
「資格はとりたいけれど、時間がない」という人も中にはいました。
一方、「資格なしでも仕事に支障はない」「興味なし」が3割占めていた。ということは・・・・
今はもう取得しないけれど、「持ってて損はない・・・」といったところか?
■■■今後、何か資格を取りたいですか?■■■
★ミスターKの解説★
3割以上の人が取得は今後も特には考えていないと答えた背景には、労力、時間、お金をかけてもそれ以上の見返りが期待できないからという理由。大半の人は、「必要性」を重視し、無駄な時間は使いたくないようだ!
■ある日のある20代社会人男性のブログコメント発見!■
―――「資格は取得することが目的なのか!?」―――
「就職するときにとても有利」「自らのスキルアップに役立つ」とかいろんな理由で、様々な資格が登場して、取得する人も増えています。でも、はっきり言って資格の有無によって人の自分に対しての評価ってあんまり関係ないと思う最近・・・・。そして、なんとなくだけれども、「資格さえあれば、希望の仕事につける!」「資格があれば就職できる!」という思い込み?がとてもおかしく思えて仕方ない。。。。
ボクが言いたいのは、資格の有無や取得ばっかりにとらわれていやしないか?ということ。取得することだけに目が行ってしまっていて、本当の意味「自分のスキル向上、能力向上のために『前向きに勉強する』という行為そのもの」を忘れているんじゃないかな?そんな前向きに、自分の啓発のために打ち込む人は、自然と輝いて見えるのは当たり前で、そして就職においても輝いて見えると採用される確立が高くなるのも分かる気がする。ま、当たり前のことですか・・・。
世の中資格を取るっていう「資格ブーム」が到来し、あまり信頼度がないような雑誌や広告では、「今資格取得せよ!」的な文句が目立ち、散々嫌なほど過大広告を掲載している(そうでない真実を伝える雑誌はすくない)。「この資格さえあれば、収入アップ!」とか、「当校の○○の資格取得率は○○%」とか、「必ず就職保証!」とかいった本当なのかどうかわからない広告。専門学校が集まっただけの情報誌だと信頼できない気がしてならない。(だって、専門学校同士で作っている雑誌だから)
最近では、聞いたこともない資格ものきなみ登場し、取得にかかるお金も間違っても安いとは言えないし。。。。ボクたちの「しっかりした会社に就職すれば一生安泰」「資格をとれば就職は間違いなし!」などという思い込みで、お金儲けのために思いっきり一部の資格取得だけを目的とした専門学校など(そうじゃない専門学校も知ってるけど)に付け込まれているのも否定できない・・・。ある有名企業の人事に聞いた話だけど、「資格を取る努力をする人は評価してもいいけど、それで人間性までも決定するわけではないから、最終的には採用不採用には関わらないね」って言ってた。
じゃ、これから資格を取ろう!としている人はどんな資格を取るのがいいのか!?⇒答え:「残念だけど、『この資格さえあれば、安泰!安心!』『完璧採用される!』なんていう資格はない!ってボクは思う」。
なぜか?それは・・・「この会社に入れば一生安泰・安心」という理論がとっくの昔に消え去ってしまった現代事情では、「この資格さえあれば!」という、そんな現代事情をひっくり返せるようなスゴイ理論もあり得るわけないから。
―考えてみれば、当たり前だけど、資って「一生安泰の保障」を求めてやみくもに取るものでも、ましてや「就職試験合格の保証」のために取得するもんじゃなく、自分がやりたいことを見つけたときに、必要に応じ、必要にかられて取得すべきものだと感じる。―
決して取得が目的ではなく、本当は取得することは、自分がやりたいことやなりたいことにたどりつくための必要にかられて自ら起こす「プロセスや手段」だと思う。
学生時代に、資格を何でもいいから取得すれば良い企業に入れるとか、希望の就職が出来るとかイメージをしてたけど、社会人になってつくづくそれは根拠がない思い込みだったと確信した。。。
【資格失格マニア・・・社会人歴5年生より】