2月特集 早期発見!「高卒フリーターの落とし穴」~其の2~
第2弾!「フリーターで一生を過ごしたらこうなる!」
少し極端な話になるけど、高校卒業後からすぐフリーターになり、65歳までフリーターだったら・・・?
もしフリーターで一生を過ごしたらどうなるか・・・?
正社員で一生を過ごした場合と比較してみた!フリーターのシビアな一面がよくわるぞ!
フリーターの苦労の徹底解明します。
【フリーターと正社員の違いが一番分かりやすいのは賃金!】
高卒で就職してから生涯稼ぐ賃金の平均額は約2億3500万円。
それに対し、生涯をフリーターで過ごした場合は約6800万円で、およそ3.5倍も収入に開きがある。
さらに老後の生活も含めるとその差はもっと広がる。
若いうちは大して差がないように見えるけど、長い目で見るとここまで大きな違いがあるんだ。
(※参考資料:「ユースフル労働統計 -労働統計加工指標集-2004」独立行政法人労働政策研究・研修機構)
【結果が評価につながるのは、やはり正社員】
社員は経験を積んで仕事を覚えていけば出世して、その分だけ給料も上がっていくが、アルバイト(フリーター)には明確な昇給基準がないことが多く、いくら仕事を覚えても新人のアルバイトとたいして給料が変わらないことも珍しくないのだ。
【フリーターだと、結婚対象にならないことも】
結婚して家庭を持つようになれば、育児費や教育費など、色々とお金がかかるようになってくる。
正社員であれば家庭を持つと扶養手当や、女性であれば育児休暇手当て等も支給され、家族を養う為の収入も安定するが、アルバイトの場合は扶養手当や育児休暇手当てがないところもあり、家族を養う為に毎日長時間労働をしなければならないケースもありうる。
特に男性の場合はフリーターだと、経済的な不安定さなどが理由で相手のご両親から結婚の同意を得られないことも多い。
【差がつく!ボーナスと有給休暇】
一般的には正社員には毎月の給料以外にボーナスが支払われる。会社によって違うが、月額の基本給の2倍近い給料が支払われることもある。
しかしアルバイトの場合、ボーナスは対象外のこともあり、もらえる場合も正社員に比べるともらえる比率が低いことが多い。
また、有給休暇に関してはアルバイトも対象に入ることが多いが、労働時間が短かったり、所定の条件を満たしてないと対象から外れてしまうこともある。
【フリーターだと社会的信用度が低い】
家や車など、大きな買い物をする時にローンを組む場合、その人に返済の能力があるかどうかが問われる。
フリーターだと、返済能力が社会的に認められず、ローンを組むことがほぼできない。
【退職金や給付年金にも大きな差!】
●正社員だと…会社から退職金をもらい、年金ももらって老後も安心の生活。
●フリーターだと…退職金なし。さらに年金も少なく、ひもじい老後生活。
※最近では退職金がない会社もありますが…。
「さて、あなたは二人を見て、どっちがいい?」
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