就職したら!社会人オモシロ準備室 VOL.02 『年金って何者!?』
【「年金」ってよくニュースとかで聞くけど、ワタシたちにどう関わるの?何者なのヨォ~】
世間では、最近「年金」を納めていない人が増えてるって聞くけれど・・・。いったい「年金制度」ってどんなものなの?何に役にたつのもなのかな?
今まで高校生のときは気にもとめなかったことが、社会人になったら突然現れる!
そんな「年金」についてオモシロ解説しちゃいます★
『年金』って?その正体は・・・
年金は、20歳以上もしくは就職した人全員に加入が義務付けられていて、年を取ったり、障害を負って働けなくなったりした時にお金を受け取ることが出来る社会保障のひとつ。
ちなみに年金(老齢年金)を受けるためには最低でも25年間年金を支払う必要があって、満額受け取るには40年間納めなければならないんだ。
20~59歳の国民全員が加入する年金。
自営業、フリーターなどは国民年金のみに入り、保険料を直接納める。【納める保険料額】月1万4,410円 (2008年度)
会社員が国民年金とあわせて加入する。
保険料は給与やボーナスから差し引かれて支払われる。
【納める保険料額】収入の約15% (雇い主<会社>と自分で半分ずつ負担)
公務員や私立学校の先生や職員が国民年金とあわせて加入する。
保険料は給与、ボーナスから差し引かれる。
【納める保険料額】収入の約12%~15% (雇い主と自分で半分ずつ負担)
※厚生年金と共済年金の保険料には国民年金の保険料も含まれている。
※共済年金に入っている場合も国民年金と共済年金の両方がもらえる。
最近年金を納めない人が増えている。
特に20代の国民年金の未納率は45%にのぼっている。
「年金制度がどうなるかわからないから」、「収入が低くて払えない」というのがその主な理由らしい。
また、昨年浮き彫りになった「宙に浮いた年金記録問題」がそれにさらに拍車をかけているのが現状だ。
でも、年金ってやっぱりありがたいもの。老後に受け取る年金は死ぬまで一生支給されるものだし、万が一体に障害を負ってしまった場合は若くても年金が出る。
たいていの人が受給してはじめて「助かった!」と実感するもの、それが年金なんだ。
年金を納めないと、こういった受給が全て受けられなくなる。
無年金はおそろしい。
みんなが年金を受け取るのは多分ずっと後のことになるだろうからいまいち実感がわかないかもしれないけど、やっぱり年金てありがたいものだよ!
年金制度がなくなることはまずない。
老後のため、もしもの時のために年金はちゃんと払わなきゃね!