高校生のわが子の就職を支援するご両親に!<採用までの流れ編>
【どうするの?どうやるの?わが子の就職をサポートしたい保護者の方へ】
高校生から社会人への過程にある、わが子の就職・・・。保護者の皆さんにとって、わが子への期待と、そのうらはらに不安もたくさん。
まだまだ社会に出ていない18歳の高校生の初めての就職を、社会人経験のある身近な先輩である保護者の方がサポートしてあげることは大切なこと。
保護者としてわが子の就職をサポートをするために、分かりづらい高校求人のいろいろを、保護者の方々の目線に立ってお伝えするコーナー。採用までの流れを理解することから!
お子さんの社会人への出発をサポートするツールとして、ぜひ参考にしてみてください。
18歳の高校生の就職では、健全な学校教育をまずは最優先させた上、適正で公正な就職の機会を与えられるように、行政(労働局や職業安定所)と学校関係者、そして企業の間で、毎年協議されます。
高校卒業者に対する求人活動のルールは各都道府県によって多少の違いはあるようですが、基本的には重要なポイントは以下です。これは、例外以外は全国共通になります。
【高校求人・高校生の就職のポイント】
①「求人票の開示時期・求人解禁時期」7月1日~
※学校での推薦選考や一般公開求人開示
※ここで、就職先の中から絞込み、希望企業を選定してゆく
②「会社見学・職場見学実施時期」7月中旬~8月上旬
※生徒の就職希望企業への会社見学は全て学校を経由して企業へ申し込む
③「応募・学校推薦開始時期」9月5日~
※応募書類を生徒が作成し、学校経由で書面にて企業へ応募
④「選考開始・入社試験時期」9月16日~
※面接試験、筆記試験、適性検査など1回(1日)で試験をする
⑤「結果・合否・内定時期」試験から企業は7日以内に連絡(学校経由)
※多くの企業は通例7日以内に結果を学校に連絡することが多いようです
⑥「追加募集時期」9月下旬~
※⑤で残念ながら不合格になってしまった高校生が募集終了をしていない企業から受験企業を選定し受験。
ということで、学校・職安(ハローワーク)・企業(事業所)の関係や流れをMAPにしてみました!
高等学校では「指定校推薦」と「公開求人」を組み合わせて高校生の進路や就職を指導する方式を行っていることが多いようです。
指定校推薦は、人数が決まっているために校内推薦選考があり、そこから「成績のいい人がいい就職先を推薦してもらえる」ととらえている高校生がいるようです。
ただ、実際はまず高校生の希望を進路の先生が良く生徒と話をし、指定校推薦や公開求人に限らず就職先を決めているケースが多いようです。
お子さんから仕事や就職に関する相談・話が保護者の皆様に出たときには、まずこのような仕組みの中でどのようなシゴトの選び方があるのかを、
「一緒に考えてみる」ことでが大切なことですね。
そこから、就職に向けたわが子とのコミュニケーションが開始されます。
【禁止事項もある!?】
高校求人の中でルールとして禁止事項はあるのは確かです。
上記に流れやルールを見ると、全ての求職・求人活動は直接生徒と企業がやらない仕組みになっています。
よって、当然、保護者の方が直接企業に対してお子さんの代わりに企業とやり取りはしないようにしなければいけません。
また、企業も、家庭との直接のやりとりは禁止となっております。
大まかに解説するとこのようなことですが、ギモン・質問等を当サイトで受付中!